石原カイロプラクティックの石原です。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
本日のテーマは「レントゲンを見て「ヘルニアですね」と言われていませんか?」です。
では詳しくお話していきますね
腰痛で病院へ行きました・・・
腰痛で病院へ行くと問診もそこそこにレントゲンを撮ります。
撮ってからしばし待つこと数分、名前を呼ばれて先生のもとへ
最近のレントゲンはモニターに映し出され、部分的に拡大することもできます。
デジタル化のおかげです。
レントゲンを診た結果、医師から「ヘルニアですね」ともし言われることがあったらこれはちょっと待ってください!
まず「ヘルニアですね」と「ヘルニアかもしれません」では受け取る意味合いが全然違います。
前者は確定的表現、後者は可能性的表現です。
ヘルニアとは?
ヘルニアとは「飛び出す、脱出する」という意味です。
ここでいうヘルニアは腰椎椎間板ヘルニアです。
腰椎という背骨の下から5個の骨の間に挟まれているクッションのことを椎間板と言います。
この椎間板が飛び出すのが椎間板ヘルニアです。
そして椎間板は軟部組織なので骨ではありません。
つまりレントゲンには映りません!
もう一度言いますね。
椎間板はレントゲンには映らないんです!
映っていない椎間板がヘルニアになっているのが確定的にわかる要素がどこにあるでしょうか?
結果的にヘルニアがあって正しいこともあり得ます。しかし、レントゲン上ではヘルニアは映らないわけで確定診断はできないのです。
そこで「ヘルニアですね」と言われることはおかしいのです。
もしその医師が経験豊富で数多くの症例のパターンから導きだした結論であってもレントゲンだけで「ヘルニアですね」というのは間違いです。
いくらヘルニアだと思っていても「ヘルニアかもしれません」というべきなのです。
それでは科学的根拠にならないからです。西洋医学が最も重要視するところです。
さらに重要なポイント!
腰の痛みの原因はヘルニアではないという事実です。
腰痛が無い方の椎間板を調べたら何人もの方にヘルニアが見つかったのです。
つまり、こういうことです。
腰痛がある⇒画像を撮る⇒ヘルニアがある⇒腰痛はヘルニアが原因
腰痛の人の画像を撮るとたまたまヘルニアがあっただけです。
普通腰痛が無い時に画像を撮ることはないので、その時にヘルニアが見つかるとはだれも思っていなかったということです。
最後に
レントゲンだけで「ヘルニアですね」というように確定するような言い回しをいう医師に当たった時はちょっと注意が必要かもしれません。ヘルニアに対してすごくネガティブな感情を抱く方ならそういわれたことで事実がどうであれ、なおさら腰痛は悪化することでしょう。
痛みは精神的影響も多いので言い方ひとつが命とりになることもあります。
もし病院でヘルニアといわれて不安になっている方はぜひ石原カイロプラクティックにご相談ください。
きっとその不安は解消されますよ!
是非1度当院のホームページを覗いてみてください!