石原整体院

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住 所
京都市伏見区毛利町122-5
営業時間
月~土 9:00〜21:00
 日  9:00~18:00
定休日
不定休

坐骨神経痛以外で太もも裏、外側が痛い時

京都市伏見区の腰痛・坐骨神経痛専門院

石原カイロプラクティックの石原です。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。

 

 

脚の痛みの中でも太ももに出る痛みを紹介します。

太ももは前にある大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)と後ろにあるハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)、内側の内転筋群、外側にある腸脛靭帯という筋肉があります。

さて、この太ももが痛い場合どのような原因が考えられるのでしょうか?

【太ももの内側が痛い】

股関節内転筋群炎症

閉鎖神経痛

【太ももの外側が痛い】

坐骨神経痛

大腿外側皮神経痛

【太ももの前側が痛い】

大腿神経痛

大腿四頭筋炎

【太ももの裏が痛い】

坐骨神経痛

ハムストリングス症候群

肉離れ

【太ももの付け根が痛い】

変形性股関節症

鼠経ヘルニア

 

当院で多いのは

「太ももの外側が痛い、裏が痛い」です。

共通するのが「坐骨神経痛」です。

坐骨神経痛については以前のブログでも書いていますので今回は

それ以外のものについて説明します。

大腿外側皮神経痛とは

大腿外側皮神経痛とは、腰神経叢の一つで腰椎から腸骨(骨盤最大の骨で腰に手を当てた時に指にあたる骨)の前面を通って太ももの外側を走る大腿外側皮神経が刺激を受けることで生じる神経痛です。主に骨盤の前面で鼠径靭帯という靭帯に圧迫されることで、大腿外側皮神経の支配域にしびれや痛みを生じるのが特徴です。

大腿外側皮神経痛の原因は

大腿外側皮神経痛の原因は、大腿外側皮神経が鼠径靭帯という骨盤の前面の上前腸骨棘と恥骨結節の間に張る靭帯を通る際に絞扼、圧迫されることです。締め付けの強いパンツやジーンズなどを履いたり、肥満や腫瘍形成による圧迫、外傷による股関節付近の骨折や脱臼、妊娠などを契機に発症することがあります。

大腿外側皮神経痛の症状

大腿外側皮神経痛の症状としては、鼠径部(太ももの付け根)辺りから太ももの外側にかけてしびれや痛みを感じることです。鼠径部の絞扼部分を指で押すと症状が強くなるのが特徴です。ズボンを履いている状態だと屈伸運動で膝を曲げた時にさらに圧迫されて症状が強く現れるので、低い位置の椅子に座ったり正座などが辛くなります。

 

ハムストリングス症候群とは

ハムストリングス症候群とは、ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)に疲労など負担がかかって炎症を起こしてしまった状態を言います。坐骨神経の通る場所と同じ場所に痛みが現れることから、よく坐骨神経痛と混同されやすいです。

ハムストリングス症候群の原因

ハムストリングス症候群の原因は、スポーツなどによるオーバーユースや立ち仕事などで常に疲労が蓄積しやすいなど が挙げられます。また、姿勢が悪い方や腰痛や足の変形を庇う歩き方なども原因として挙げられます。

ハムストリングス症候群の症状

ハムストリングス症候群の症状としては、股関節や太ももの裏側の痛み、膝の曲げ伸ばしに伴う痛み、太ももの裏が固くなるなどが挙げられます。椅子に座る際の屈む姿勢のときに痛みが強くなる傾向があります。

ハムストリングス症候群の治療

痛みが強い場合はアイシングをします。

そして運動はストップして筋肉を安静に保ちます。
また、日頃から筋肉の緊張を和らげる為にストレッチを行うことも重要です。ストレッチのやり方としては、仰向けに寝転んだ状態で膝をお腹の位置で抱え込む、膝の位置はそのまま膝を伸ばす、この動きで太ももの裏をよく曲げ伸ばしします。

肉離れとは

肉離れとは、筋肉が急激に収縮することによって筋膜や筋繊維などの筋組織が部分的に損傷した状態の事を言い、別名筋損傷とも呼びます。例えて言うなら、輪ゴムをいきなり両サイドに引っ張った場合に、よく見ると所々切れ目が入ったような状態です。
完全に切れてしまった場合は筋断裂と呼び、肉離れとは区別されます。靭帯損傷と靱帯断裂の違いと同様です。ちなみに足が攣る=こむら返りとの違いは、肉離れが筋肉が損傷することに対してこむら返りは筋肉が異常収縮(つまり痙攣)した状態のことです。

肉離れの原因

肉離れが起こる原因としては、筋肉を急激に収縮させることにあります。その要因としては、十分に準備運動していない状態で急激な運動をした時、筋肉を酷使しすぎて疲労が蓄積している時、筋力が弱く不足している時などです。またその背景としては運動不足や準備運動不足だけでなく、睡眠不足や栄養不足、気温が低いことなども関係している場合があります。
肉離れを起こしやすいのは30~40代の男性で、体は日頃の運動不足や筋細胞の老化が進み始めていても、頭は若い時のイメージで体を動かそうとする余り、筋肉が動きに耐えられず損傷してしまうからです。子供の運動会での保護者リレーなど、お父さんが張り切ってしまうものの肉離れを起こしてしまうという例は多く見られます。

肉離れの症状

肉離れの症状は、損傷部位に強い痛みや腫れ、内出血などが挙げられます。軽症であれば歩くことは可能ですが、体重をかけると痛みが強くなるのでうまく歩けません。重症例では筋肉の損傷が深く、患部には筋肉の陥没が確認出来るほど断裂していることもあります。出血が多いと血腫を形成することもあります。

肉離れの治療

肉離れの治療法としては、基本的には自然治癒に任せます。受傷後の応急処置が最も重要で、RICE処置と呼ばれる安静・冷却・圧迫・挙上の4つの処置を施します。

受傷後はとにかく早急に応急処置を施すことが重要です。
そして、受傷後3~5日ほど経って痛みが弱まってきたら、患部を温めたりストレッチを行うなど筋肉の回復に努めます。軽症の場合は早くても2週間ほど治癒するまでに時間はかかります。また、一度肉離れを起こした箇所は以降も再発をしやすくなってしまうので、日頃から予防を心掛けて準備運動の徹底などを欠かさないように注意することも必要です。

 

病院で原因がわからない

坐骨神経痛でお困りでしたらこちらをご覧ください。

https://ishihara-chiropractic.com/symptom_menu/%E5%9D%90%E9%AA%A8%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%97%9B

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