石原カイロプラクティックの石原です。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
本日のテーマは「椎間板ヘルニアは本当に痛みを出すのか?」です。
では詳しくお話していきますね
椎間板ヘルニアとは?
椎間板というクッションが骨と骨の間にあります。
椎間板は中心部にあるやわらかいゲル状の髄核とその周囲の硬い繊維輪からなります。
この椎間板に圧力がかかり髄核が飛びだすことを椎間板ヘルニアと言います。
そして飛び出したい髄核が神経を圧迫する状態ができます。
この神経の圧迫が痛み、しびれを出すと考えらえています。
実際、整形外科でも医師がそのように説明しています。
神経を圧迫すると痛みがでるのか?
医師に言われると普通そうなんだと思うのが当たり前です。
ここで少し神経とはどういったものかを説明します。
人間の体には至るところに神経が張り巡らされています。
神経の大元は脳です。
脳で常に情報のやり取りをしており、脳から体の組織へ、あるいは体の組織から脳へと情報のやり取りがあります。
その時、情報をやり取りするルートが必要になります。それが神経です。
電線と同じように理解していただくとわかりやすいです。
ではその神経の圧迫を電線で例えてみます。
電線を圧迫、例えば電線を足で踏んだとします。
普通に踏んだ程度では電気の流れが止まることは起こりませんね。
でも電線が断線する状態になれば、電気は通らなくなります。
つまり神経も同じで多少圧迫しても何も起こらないということです。もちろん、痛み、しびれも起きないです。
神経が断裂したら、どうなるか?脊髄断裂、損傷といいますが、麻痺が起こります。
つまり、体に力が入らない、感覚がわからない。
こういうことが起こります。
ですので普通椎間板ヘルニアで神経を圧迫していても痛み、しびれは起こらないというのが事実です。
結論
神経は圧迫されても痛み、痺れは生じない
圧迫されて起こる可能性は麻痺
もし症状に麻痺があればヘルニアの手術をする必要があります。
しかし、痛みはヘルニアによってもたらされることではないので手術の必要はありません。
痛みの原因がヘルニアでないのにヘルニアを手術するのは考えかたとしてちょっとズレていますよね。
ヘルニアがあって痛みにお困りであれば、その痛みの原因はヘルニアではないので別の原因を見つけなければいけません。
そんな時は決して一人では悩まないでください。一人で悩むより腰の臨床経験豊富な私と二人で考えていけば
「腰が今まで以上に楽になって豊かな生活を送れる」ように全力でサポートします!
腰痛、椎間板ヘルニアでお困りであればいつでも、石原カイロプラクティックへご相談くださいね。
是非1度当院のホームページを覗いてみてください!