こんにちは、京都伏見区にあるカイロプラクティック治療院 石原整体院です。
今回は「発達障害は治る?治らない?」の続きです
前回までのおさらいとして
発達障害は治るのかと言えば、答えは治る
治るというのは
すごく人より能力の高い部分をもっと引き延ばし、劣る部分によって出てしまう、生きづらさや支障を減らす
というところをめざすことが当院の治るの定義としました。
治すにはどうすればよいか?
脳全体での神経のネットワークが適切にコミュニケーションすること
そのために、
頭蓋骨の調整により脳のバランスを整える
子供は外で遊ぶ
ということをお伝えしました。
これと並んで重要なことを今回はお伝えします。
発達障害は「神経発達障害」といいましたね。
神経を発達させることなので、神経、脳の質がとても重要だと言うお話です。
神経、脳の質を決める一番重要なものは
栄養
にほかなりません。
今の世の中、食べるものは余るほどあります。
普通に生きていたら餓死する人はほとんどいません。
みんなお腹いっぱいには食べれています。
だから栄養は十分摂れていると考えます。
違いますか?
このように考える方はたくさん、いやほとんどだと思いますが現実は栄養不足なんです。
現代型の栄養不足は戦後にあった量不足ではなく
質不足です。
栄養の質が悪ければ、神経、脳の質が悪くなる。
そして神経発達障害が起こる
当然だと思います。
だけども誰もその栄養の質に目を向けれていないわけです。
お腹いっぱい食べたことは栄養が十分摂れたことにはなりません。
神経、脳をはじめ体にとって一番必要な栄養を知らずして栄養を満たすことは不可能です。
どこの家庭でもお母さんたちは頑張ってごはんの用意をされています。
「うちはきちんと野菜もしっかり摂るようにバランスよくごはんをつくっています」
「旬のものをしっかり取り入れ、多くの品目を摂れるように工夫していますよ」
こんな意見、反論もでるかと思います。
でもここに落とし穴があるのです。
そもそも栄養を考えているならば、その栄養素にはどんな種類があるか知っていることが前提になります。
栄養には3大栄養素、あるいは5大栄養素というものがあります。
すぐに出てきますか?
- ○○○○
- ○○○○
- ○○○○
- ○○○○
- ○○○〇
これがさらっと出てこないようだと、本当の意味でしっかり栄養を考えているとは言えなくなります。
答えは
- 炭水化物(糖質)
- タンパク質
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
となります。
そして体で作れない必須と呼ばれるものをしっかり食事からとることが栄養において大事なポイントになります。
必須の栄養は糖質以外です。
僕の中では糖質は栄養から除外です。
そしてそして、世の中で一番摂取している栄養こそが糖質なのです。
いわゆる主食に当たるものだからです。
ごはん、パン、麺、パスタ、など
これを食べるとお腹いっぱいになります。
ですが、残念なことに糖質は必須でもなければ、体を作る材料にもならないのです。
発達のためには脳や神経の質を高める必要がありますが、要するに脳や神経の材料となる質の良い栄養が必要ということになります。
それはいくら糖質を摂ってもダメということです。
材料になるのは第一にタンパク質です。
続いて、脂質、ビタミン、ミネラルとなります。
タンパク質を摂らないと脳、神経の質が良くならない、つまり順調な発達が見込めないわけです。
結果、脳、神経に滞りが起き、発達が妨げられます。それが神経発達障害です。
タンパク質源は肉・魚・卵です。
これらをしっかり摂れている食事がよい栄養の食事ということです。
タンパク質以外では鉄、ビタミンB、C、Eが大事です。
次にその量が大事になります。
まず優先的にタンパク質を摂ることです。
その量は
体重の1/1000の量
体重30kgなら30gです。
成長期になるとさらにその1.5倍は欲しいところです。
多くの人は肉にしろ魚にしろ口にすれば食べていると考えていますが、実際は必要量が取れていないのです。
一般の日本人でタンパク質が過剰な人はいないです。
圧倒的に足りてない人が多いです。
牛肉100gを摂ってもタンパク質は15gしか摂取できません。
人間でも同じですが、肉の60~70%は水分です。
自分に必要な量のタンパク質を摂れているかを常に意識して食事をとるようにしてください。
3食食べるほうが、食べる機会が増えるので規定量のたんぱく質を摂取しやすくなります。
それでもなかなか取れないという人はプロテインを利用しましょう。
その際選ぶプロテインは絶対に「ホエイプロテイン」です。
プロテインであれば1食で20gタンパク質が取れます。
発達障害を治す手段としてしっかり栄養を摂る!
その中身が重要で
高たんぱく質、低糖質、鉄、ビタミンB、C、Eの摂取です。
数か月実践するとお子さんの行動や言動などで変化が出ることに気づきます。
お母さんも同様の栄養摂取を心がけると、体の調子がうんと良くなります。
そして育児も楽になります。
ぜひすぐにでもスタートしてみてください。
お子様が発達障害や学習障害と診断され、いろいろな治療法などを試してみたけど、症状の改善が見られないなど、お悩みの方は石原整体院までご相談ください。
電話075-202-7646
LINEからもご予約、お問い合わせを受け付けています。
ホームページ