腹筋を鍛えると腰痛になる!?
腰痛で病院へいって医師からこんなことを言われたことはありませんか?
「筋肉が弱っているので腹筋を鍛えてください」
こういわれて腹筋を鍛えた人いますか?
もうこの時点で諦めた人もいますし、頑張って腹筋を鍛えた人もいるでしょう!
腹筋を鍛えた人、腰痛は治りましたか?
ごく一部の方を除いてほとんどの人は腹筋を鍛えても腰痛は改善していないのが現実です。
むしろ腰痛が悪化した人もいるでしょう。
そもそも痛みがきつくてとても腹筋ができる状態にない人もいたでしょう。
もし、あなたが腰痛を改善するために腹筋を鍛えようと考えているのであれば、ぜひこの記事を最後までお読み下さい。
腹筋を鍛えても腰痛は改善しません!
腰痛に限らず、その他の痛みはどうして起こるのか知っていますか?
筋肉が弱って痛みが出ますか?
腰痛は筋肉が弱ったから出るのであれば、筋肉がしっかりある人、そうスポーツ選手は腰痛にならないということになります。
実際はスポーツ選手も腰痛に悩まされている人はたくさんいます。
また、人は年をとると徐々に筋肉が衰えていきますよね。ならば、お年寄りは全員腰痛でしょうか?答えは気持ちよくNOですね。
ピンピン元気なお年寄りもたくさんいらっしゃいます。
つまり、筋肉を鍛えていても体の使い方次第で腰痛は起こるということです。
そうすると、腹筋の強さは腰痛と関係ないということです。
関係ないものをいくら鍛えても腰痛は改善しませんよね?
腹筋運動をして腰が痛くなるのはなぜ?
腹筋運動をすると腰が痛くなるのには訳があります。
多くの方がやっている腹筋運動は実は間違っているからです。
腹筋を純粋に鍛えるために行うには写真のように肩甲骨が浮くくらいで、目線はへそにいくくらいで十分腹筋に効いてきます。
それ以上上体を起こすと腹筋ではなく「大腰筋」のトレーニングになってきます。
またこの大腰筋は腰痛に大きく関係する筋肉でもあります。
大腰筋が緊張すると腰回りに痛みがでるので、間違った腹筋運動をしている人は大腰筋によりストレスをかけることになり、場合によっては腰痛が悪化してしまうのです。
上の図は大腰筋による痛みのでる範囲(トリガーポイントによる放散痛)です。
腰痛はどうすれば改善できるのか?
腹筋をしても腰痛があるときにはあまり意味がないことはお分かりになったでしょうか?
いくら筋肉があっても使い方次第ということをさきほど述べました。
筋肉が緊張してしまうと痛みがでるので、その緊張して硬くなった筋肉を元の状態に戻してあげればよいのです。
筋肉はそもそも正常ではやわらかく、使う時にだけ硬く収縮すればよいのです。
それが持続的に硬く収縮する状態を続けていると正常なやわらかい状態に戻らなくなるのです。
まずは腰痛に一番関連のある「大腰筋」を緩めることをしてみるとよいでしょう。
大腰筋を緩める一例として大腰筋のストレッチをご紹介いたします。
この姿勢で20秒3セット左右行ってください。
それでもあまり変化しないのであれば、施術の助けが必要となります。
ご自分の努力だけでは腰痛が治らないというかたは当院がサポートさせていただきます。
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