石原カイロプラクティックの石原です。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
本日のテーマ「膝に水がたまると痛む原因は?」です。
膝に水がたまる状態とは?
「先生、膝に水がたまって痛いです!」
このように訴えてこられる患者さんの膝をみると、膝周囲がブヨブヨして赤くなっています。
曲げると痛いと訴えられます。
この時膝の中では何が起こっているのでしょうか?
膝は大腿骨と脛骨という骨の関節です。
2つの骨の間には一般的に「軟骨」といわれる半月板が内側と外側にあります。
この半月板がクッションの役割をし、膝にかかるショックを吸収しています。
その膝関節を覆うように関節包がありその中に関節液が満たされています。
この関節液が潤滑油として機能しているわけです。
水がたまるの水とはこの関節液が増えてしまった状態です。
水がたまってなぜ痛くなるのか?
膝に水がたまるのは理由があります。
通常関節液は数cc程度あるだけです。それがなんらかの理由で多い人は30ccくらいたまったりします。
関節液は関節包内にありますので、水がたまると関節包が膨らんで刺激されます。
その時、関節包内面の滑膜が刺激され、痛みが誘発されます。
膝に水がたまるのはそこで炎症が起こっているためです。
炎症が起こることで体は冷やすように指示が出て、関節液が増加します。
関節液が増えると膝での圧力が高まりますので曲げたりすると刺激が入るので痛みがでます。
整形外科では
このように膝に水がたまった場合、整形外科に行くと水を抜くことになります。
水を抜くと圧力が減り、刺激も減るので痛みはましになります。
しかし、これは治療ではありません。単にその場だけ痛みを緩和する対処療法に過ぎません。対処療法なのでまた水はたまって膝は腫れてきます。すると、水を抜くとクセになると言われるのです。
炎症が治まらない限り、体は反応して水がたまるからです。
どうして炎症が起こるのかを根本的に考えて治療していかないといつまでたっても膝はよくなりません。
膝に水がたまる原因
膝に水がたまるのは炎症があるからです。
では炎症がなぜ起こるのかがポイントです。
それは膝に対して負荷がかかりすぎて起こることが考えられます。
体全体のバランスが悪くなっているので膝に負荷がかかりすぎているのです。
また、機械的ストレス以外で、化学的ストレスつまり、炎症を起こす物質を摂りすぎているために起こっている可能性もあります。
膝に水がたまらないようにするには
膝に水がたまるのは炎症が原因ですから、炎症が起こらないように保つ必要があります。
膝だけに負荷がかからないように体のバランスを整えてもらう。
炎症を起こしやすい食べ物
・砂糖
・精製穀物(小麦粉など)
・オメガ6(サラダ油など)
・トランス脂肪酸(ショートニング、マーガリンなど)
・乳製品
こういったものを控えていくことで炎症が起こりにくくなり膝の水もたまらなくなっていきます。
膝の痛みを原因から治したい、本気で膝の痛みを治したいとお悩みの方は
ぜひ石原カイロプラクティックにご相談ください。
是非1度当院のホームページを覗いてみてください!
https://ishihara-chiropractic.com/symptom_menu/%E8%86%9D%E7%97%9B
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