石原カイロプラクティックの石原です。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
本日のテーマは「雨の日に腰痛がひどくなる理由は?」です。
雨の日、天気の悪い日に腰痛がひどくなることはありませんか?
慢性痛や古傷をお持ちの方はその経験がおありなのではないでしょうか?
雨の日には体に何が起こっている?
雨の日に腰痛が悪化する、体調が悪くなるというのは雨そのもののせいではありません。
どちらかというと雨になる手前からだと思われます。
雨に問題があるというより、気圧や気温が関係しています。
雨が降る前には低気圧が発達してきます。
晴れている時は高気圧に覆われています。
この高気圧から低気圧への気圧変動がポイントなのでしょう!
気圧が下がった時、腰痛がある人は体自体が膨張傾向にあるのです。
つまり、大気圧よりも体のほうが圧力が上がってしまうのです。
体の圧力が上がると関節も圧力があがり、血行が悪くなります。その結果、腰痛が悪化します。
また、気温が低下すると交感神経が刺激されるので、血行が悪くなりますのでこれによっても腰痛が悪化してしまいます。
雨の日の腰痛の対処法
天気を変えることはできませんので、体を適応できる状態へもっていく必要があります。
・体の圧力を大気圧よりも下げること!
・気温の低下に対して保温する策を講じる!
この2点が重要になります。
胸を張った姿勢をしない
胸を張った姿勢は一見よさそうに思えるのですが、肋骨が広がった状態を作り、膨張姿勢となり、体の圧力があがります。
また胸を張ると肩甲骨は後ろへ引く形になるので、肩甲骨は後ろへ引かず、巻き肩になるようにしましょう!
体を冷やさない
冷えは万病の元という言葉もあるので腰痛に限らず、あらゆるケースにおいても冷やさないことは重要です。
冷えは特に体の「首」といわれる部位から冷えやすいのです。
首の部位は動脈が比較的表層にあるので動脈が冷えると体全体に冷えが回ってしまいます。
首、手首、足首、お腹(のくびれ)を保温するだけでも全然冷え方はマシになります。
軽い運動をする
体を軽く動かすだけでも筋肉を動かすので血行がよくなり温かくなります。積極的に動かすことをお勧めします。
また、お風呂に入って体を温めることも保温効果があり有効です。
ただ、すべての痛みが天候によるものだけではないので、他の問題もしっかり対処する必要はあります。
その際、違和感のある痛みが出る時は速やかに病院で検査を受けていただくほうがよいです。
当院では姿勢改善にも力を入れていますので胸を張るような姿勢ではなく正しい姿勢知識と体の認識を体験していただくようにアドバイスさせていただいています。
気になる方はこちらのページをご覧ください。
https://ishihara-chiropractic.com/symptom_menu/%E8%85%B0%E7%97%9B-2