石原カイロプラクティックの石原です。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
では本日のテーマは「骨の変形が膝の痛みの原因なのか?」です。
膝の痛みを抱えておられる方はたくさんいます。
特に中年以降の女性に多いのが「変形性膝関節症」です。
変形性膝関節症とは?
膝が痛くて病院へ行くとまずレントゲンを撮り、骨の状態をチェックします。
骨の変形もレベルがあります。
膝関節は太ももの骨とスネの骨から成り立っています。
骨の間には半月板と言われる軟骨があり、これが内、外にあります。
また太ももの骨、スネの骨ともに先端は軟骨(関節軟骨)がコーティングされています。
最終段階まで変形が進むと半月板が減って、いよいよ骨の表面の軟骨同士が当たるようになります。本来は骨同士が当たることはなく半月板が間にあるのですがその半月板がすり減ってしまうと骨同士が当たってきます。すると軟骨はあっという間にメッキがはがれるように取れてしまい、骨同士が直にあたります。ここまでくると、もう整体などの徒手療法ではお手上げになります。
ちなみに骨折が痛むのは骨の表面を覆っている骨膜が破れることでここに痛みセンサーがあるので痛みがでます。骨そのものは痛みは感じません。
変形によって骨同士が当たれば、結果的に骨膜が刺激され痛みを生みます。
変形性膝関節症は整体で扱えるのか?
先ほども言いましたように、重度の変形性膝関節症になると、骨同士が当たって、骨に穴が開いたりもしてきます。この時点では関節も思うように動きません。
ここまでくると人工関節への置換対象と考えられます。
しかし、そこまで行っていない場合、要は半月板がわずかでも厚みが残っていれば、骨同士直接はぶつかっていないのでまだ何とか痛みのコントロールも可能です。
その痛みは変形から出ていると思われていますが、それは間違いです。
膝が痛い
↓
レントゲンで変形が確認される
↓
だから痛みがある
というように思い込まされているだけです。
実際の痛みは「筋肉」から出ているからです。
膝周囲の筋肉を押すとどこかに痛みがでるところがあります。
痛みを出している筋肉は硬くなっており、膝の関節に負担をかけています。
そのため、膝関節のわずかなズレが起こり、本来の滑らかな関節の動きが妨げられています。そのような状態で膝を使うと軟骨の減りを早め、また、内側、外側の軟骨の減りバランスも変わってしまいます。その結果、O脚やX脚のよう形にならざるを得なくなります。
痛みを起こす筋肉を緩めればよい!
痛み自体は変形があっても末期でなければ、変形は関係ありません。
その場合は痛みは筋肉からでます。
痛みのでる筋肉を特定し、その筋肉を緩めれば痛みは緩和していきます。
膝を曲げた伸ばしたりするときに痛みを感じるので痛みに対する怖さが脳にインプットされます。その状態が長く続けば続くほどインプットがより多くされるので痛みに対する過剰反応が起こります。そのため膝を動かす動作にブロックがかかり、かばう動作をしていきます。
しかし、かばってもよりバランスが崩れていくので右膝が痛かったのが左膝まで痛くなるということが起こってきます。
そうならないように、膝の痛みを引き起こす筋肉を緩めて、脳のブロックを解いていきます。
筋肉が緩むと痛みが緩和されるのでかばうことがだんだん減っていき、よい流れが出来ます。療をしっかりしていけば、筋肉も楽になっていき、かばうことも減り、痛みも減っていきます。すると歩き方もより自然で正常な形になりよい循環が生まれます。
このように持っていけば、膝が変形のある方でもあきらめずに膝の痛みから解放されるでしょう!
膝の変形で痛みが取れないとあきらめている方は
ぜひ石原カイロプラクティックにご相談ください。
是非1度当院のホームページを覗いてみてください。
https://ishihara-chiropractic.com/symptom_menu/%E8%86%9D%E7%97%9B
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