こんにちは、京都伏見区にあるカイロプラクティック治療院 石原整体院です。
今回は「ADHD多動のお子さんへの対応」といったところをお話します。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の主な症状は
不注意、衝動的な行動、多動症状といわれています。
あなたのお子さんが幼稚園や小学校に通われていれば、その状況によってはじっと先生のお話を聞いていないといけないにもかかわらず、教室内を走り回ったり大きな声を出したりする。
あるいは集合写真などで周りのみんなはじっと待てるのに自分の子だけいうことを聞けずに列からはみ出し、動き回る。
このような状況はクラスで一人や二人は昔からあると言えばありました。
ではじっとできる子と何が違うのか?
それとやはり周りの子はちゃんと落ち着いて出来ているのに自分の子だけできずに周りの子に迷惑になっていると親の立場としては感じてしまいます。
親や周りのじっとできる子からするとどうして○○ちゃんはじっとできずに動きまわってるのかな?となります。迷惑と感じることもあるでしょう。
そこで押さえつけたり、言い聞かせたりという手法をとってもさほどうまくいかないことはおそらく経験のある方ならお判りでしょう。
それは親、あるいはじっとできる子目線の視点から見ている結果です。
今回のお話では多動のある子ども側の視点から考えてみることにします。
なぜ、じっとできず、動いてしまうのか?
それはひとえに動くことが今の自分をコントロールする唯一の方法だからです。
そのくらいの年齢ではまだ羞恥心は芽生えていないので大勢の中でそんなに目立つことをしても周りのことなどお構いなし。自分の欲求?現象をなんとかしたい。という想いからではないでしょうか!
それを押さえつけられるので余計に我慢はできない。
じっとしていることは苦しいわけです。
例えば、熱いものにさわれば、触れた手を一刻も早く離したいでしょう。
それは頭で考えるよりも早く行動にでます。
それが反射という状態です。
反射は大脳で情報が処理されず、脊髄レベルで行動を起こします。
そう考えると、多動の子たちは今じっとしているのは辛いから反射的に動こうとしているのです。
大人は理性が働くのその場の状況を鑑みてふさわしい行動をします。
それをまだ十分大脳で理性を働かせられない子に自分たちの都合を押し付けると押し付けられた方はなんとか抵抗しようとするのが普通と考えられます。
だから子どもは必死に抑える手を振りほどこうと体全身を使って逃れようとします。
向こうも必死なわけです。体を押さえつけられれば、泣くという方法を最終的に使ってくるのです。
それを大人の目線で見ると言うことを聞かない子と映るのです。
多くの同じ歳の子ができるのに我が子はできないということは発達が遅れているということになります。
通常、これくらいの時期、年齢になればこれくらいはだいたいの子が出来るというのが目安としてとれます。
発達障害とは神経発達の未発達、ヌケ、遅れです。
・未発達なら発達を援助すればよい
・ヌケならば埋めればよい
・遅れなら取り戻せばよい
子供ならば大脳が未発達であり、そして毎日が成長であり発達であるので、多少はADHD様の状態があるものです。
脳全体での神経のネットワークが適切にコミュニケーションすること
で発達がどんどん促されるのです。
脳から出た神経は全身を網羅しています。
ということは神経発達を促すには神経に働きかけることですので言い換えれば、身体に働きかけることが近道だということです。
衝動性、多動性も自分でコントロールがうまくできない「反射」によって起こっていると解釈すれば、もっと普段からたくさん「動く」ことをしていけば、
もうめいいっぱい動いたから今は動かなくても平気だよとなり、落ち着きがでてきます。
多動があるということはそれが今その子が必要としていることなのでたくさん動いてもいい環境を親が与えることが重要ではないでしょうか!
遊びを通じて子供の成長、発達が促されるということを改めて認識してもらうといいでしょう。
お子様が発達障害や学習障害と診断され、いろいろな治療法などを試してみたけど、症状の改善が見られないなど、お悩みの方は石原整体院までご相談ください。
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